1872年東京 日本橋
1933年東京 日本橋
1946年東京 日本橋
2017年東京 日本橋
1872年8月〜10月北京 前門
現在北京 前門
1949年前後北京 前門
1930年代北京 前門
1895年台北 衡陽路
1930年代台北 衡陽路
1960年代台北 衡陽路
現在台北 衡陽路
1904年ソウル 南大門
2006年ソウル 南大門
1950年ソウル 南大門
1940年代初ソウル 南大門
イェール大学バイネッケ図書館・スターリング図書館に保存されている朝河関係資料 | ダートマス大学卒業時の朝河貫一(福島県立図書館所蔵) |
朝河書簡「GW」というイニシアルでのみ表記されてきた有名な詩人、グレッチェン・ウォレン (イェール大学図書館に朝河との往復書簡がグレッチェン自らの手で保管されていたことが甚野講演で言及されることでしょう)。 |
上は、朝河が生涯大事にした父の形見で、立子山村小学校の歴代卒業生700人余りから送られたものです。(立子山については、甚野先生のエッセイが投稿されています。イェール大学図書館における日本語資料一般については松谷論文参照) |
朝河貫一学術協会 第7回研究会「朝河史学からたどる国民性と和解」のお知らせ
連絡先:甚野尚志 [email protected]
朝河貫一学術協会とイェール大学マクミラン研究所合同会議
September 14th in 2019, beginning at 10 AM
at the Luce Hall Room 203, Yale University, New Heaven
Toyomi Asano: Asakawa’s view on democracy centering upon article 9 in Japanese constitution
Susumu Yabuki: Historiography of Asakawa Studies both in Japan
cordinated by Prof. Frances Rosenbluth
「朝河貫一博士からのメッセージ 8月記念シンポジウム」を福島にて開催します。
第5回研究会 2019年6月29日午後3時-6時
場所:早稲田大学 3号館802教室
タイトル
「戦前期海外在住日本人エリートのコスモポリタニズム-英語・英米文学との関係を中心に」
発表要旨
朝河貫一は、その多彩な業績、特にイェール大学教授という肩書きも手伝って、特に戦前期の日本人としては特異な、あるいは傑出した存在として語られがちである。しかし同時期に海外に在住し、かつ現地の言語を通して活動したという点では、明治以降の日本人エリート層の中に出現した重要な文化的潮流の一例としても見ることができるのではないだろうか。本発表ではこのような観点から、朝河貫一という存在の歴史的なコンテクストとしての海外在住日本人と英語、あるいは英米文学との関係について考察していきたい。また、ここでは今現在に至っても海外における日本学が直面する、言語に関する色々な課題についても考えていきたい。
第4回研究会 2019年5 月 24 日(金)午後 5 時より 早稲田大学3号館808
フランシス・ローゼンブルース(Frances Rosenbluth)教授 イェール大学
「私と朝河貫一」(仮題、英語による講演)
第3回研究会 2019年4日21日(日)14:00-17:30
早稲田大学戸山キャンパス 39号館5階 第5会議室
司会:矢吹晋(横浜市大名誉教授)
報告: 浅野豊美(早稲田大学政治経済学術院教授)「朝河貫一の占領軍民主化政策批判と憲法九条―反省の象徴としての天皇制」
コメント:加藤哲郎(一橋大学名誉教授)
発表内容は、以下の本に収録されています。 甚野尚志・近藤成一・海老澤衷共編『朝河貫一と人文学の形成』吉川弘文館、2019年。
第2回研究会 2019年1月26日(土)14:00-17:00
場所 早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第七会議室
海老澤衷教授「朝河貫一の『大化改新の研究』と近代日本史学の岐路」
第1回研究会「朝河貫一の歴史学と現代」
日時 2018 年 11 月 10 日(土) 14:00~17:00
場所 早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第七会議室
(趣旨) 日本中世史では「封建制」概念の放棄が現在語られている。だがそれは、歴史の発展の見取り図や西洋 史との比較の視座を失わせ、中世史は混迷の状況にあるといってもよい。一方、過去の歴史学を振り返れ ば、朝河貫一が成し遂げた日欧比較の視点からの日本封建制論のように、日本史を世界史の発展のなか で位置づけ、日本社会の特徴を的確に分析した稀有の研究がある。歴史研究者が史料の海に埋没し、歴 史を構築する力を失いかけている現在ほど、朝河史学を再評 価する意義がある。
第一報告(甚野)では 朝河が西洋中世史との比較のなかで比較封建制論を どのように理論化していったのかを問い、第二報告(矢吹)では朝河が行った日本封建制研究の全体像を提示し、それがいかに日本中世史研究にとり重要な着眼点に満ちているかが報告された。
司会 浅野豊美(早稲田大学政治経済学部教授)
報告(1) 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授)「朝河貫一の比較封建制論の再評価」
報告(2) 矢吹晋(横浜市立大学名誉教授)「甦える朝河史学-その現代的意義」
質疑応答