2018年9月13日(木)会場:大隈小講堂
グローバルな記憶空間としての東アジアVer.2――メモリーレジーム/メモリーアクティビズム
【日程】9月13日(木)〜15日(土)
【会場】9月13日:早稲田大学大隈小講堂
キャンパスマップ:
【共催】
科研費新学術領域研究
9月13日(大隈小講堂)
15:20~15:30 主催者挨拶
17:45~19:00 パネルトーク
監督:黄インイク
パネラー:朴炫宣(CGSI)、裵珠淵(CGSI)、梅森直之(早稲田大学)
19:15~21:00 レセプション(早稲田大学26号館15階 森の風)
9月14日(3号館703・704教室)
10:00~12:00 基調講演 林志弦(CGSI所長)
“In search of the mnemonic solidarity in the East Asian memory space”
14:00~16:00 Panel1: 記憶の理論的探求
発表者:岩崎稔(東京外国語大学)
「記憶論的転回とユートピアの枯渇、あるいは左翼メランコリー」
野尻英一(大阪大学)
「〈記憶の器〉としての主体を越えて:ヘーゲル/デリダの精神哲学より」
李憲美(CGSI)
「概念史と記憶研究:民族主義を脱却した歴史叙述の可能性と限界」
討論者:鹿島徹(早稲田大学)、金姝熺(CGSI)
16:00~18:30 Panel2: 1968年の記憶と現代
発表者:土屋和代(東京大学)
「アメリカの福祉権運動と<1968>―保証所得をめぐる相克」
安藤丈将(武蔵大学)
「警察とニューレフトの『一九六八年』:運動のポリシングとその遺産」
康正碩(CGSI)
「68運動以降の50年:運動の記憶、記憶の運動」
討論者:渡辺直紀(武蔵大学)、金廷翰(CGSI)
9月15日(3号館703・704教室)
10:00~12:00 大学院生パネル:越境する歴史記憶
発表者:趙勳相(CGSI/西江大学校史学科博士課程)
“National Food, a Realm of Memory: A Case of Korean food”
鄭煕潤(CGSI/西江大学校史学科)
「21世紀植民地遺骨返還運動の争点:“70年ぶりの帰郷”を中心に」
平井新(早稲田大学大学院政治学研究科博士課程)
「ある台籍老兵の奮闘―許昭榮 人と思想」
佐藤雪絵(早稲田大学大学院政治学研究科博士課程)
「光州事件と民主化運動:『民衆』概念を通じた当事者と非当事者の接近」
討論者:小林聡明(日本大学)、松谷基和(東北学院大学)、金廷翰(CGSI)
14:00~16:00 Panel3: 博物館と記憶の場
発表者:Akiko Takenaka(ケンタッキー州立大学)
“Museum Narratives and Victim Consciousness: Exhibiting the Asia-Pacific War in Japan’s War and Peace Museums”
李榮眞(CGSI)
「『散華』と『難死』:戦後日本における特攻の記憶と再現」
討論者:成田龍一(日本女子大学)、鄭壹永(CGSI)